10/12 Cクラス
今日のレッスンは、リードクライミング2本。
課題ルートの進展はあったのか、それは全て自分次第。
一日一日、今日のレッスン、このムーブ、後先のことではなく、この瞬間とどう向き合えるか。
自分の力を出し切る、Cクラスのテーマを忘れず、やっていこう。
カイラ 「大いなる登攀 11B/ジュラ紀 11C」
1本目 自己練習では最後のゴール取りが出来ていないようで、登る前に動きのアドバイス。思い切り動けてはいますが、膝を内に入れる動きがメインで、正対で体を動かすようにと。この動きはカイラの課題。
下部中間部は順調で、ラストの局面に到達。ゴール取りは思い切りよく動け、見事完登。気持ちの強さが動きを後押し。ナイスクライミング!!!
2本目 レッスンでは初めての11Cへのチャレンジ。下部から遠いムーブがあり、動きの練習になります。1本目同様、思い切りよく動けており、ルーフ入るところまで。その後、練習してルーフを抜け、核心のムーブも成功。トップアウトこそできませんでしたが、次回に持ち越し。下半身を動かす意識をもっともっと練習していこうね。
サワ 「ハガクレ 12D」
1本目 前回負傷した膝は完治し、再チャレンジ。気持ちの切り替えもできており、下部から動けています。中間部も落ち着きがあり、上部に到達。最後はハードなムーブが続き、踏ん張りが必要。ガストンのムーブで堪え切れす、そこまで。完登が見えたトライだっただけに、本人も悔しさを感じていました。終わったことに対して、様々な感情や思いがこみ上げてきますが、それでも落ち着きを保つこと。
2本目 気持ちが切れてしまったのか、普段苦戦していないところでフォール。気持ちに左右され、それが動きにも影響。1本目がどうだったであろうが、今この瞬間は2本目のルートで自分の力を出し切ること。
一喜一憂する気持ちと、それを見守るもう一人の落ち着きある自分。その両者が大切。
カホ 「Letting go 11A」
1本目 自分に負けず、自分の力を出し切る。それは自分を信じ、すべてを明け渡すことから始まる。今までのトライや弱い自分など関係なく、自分を信じ、一手一手出し切る。カホは上手くいかないことがあると、逃げ出そうとしチャレンジしない。ルートを登っているときに、よりその弱さが出てきます。それが良い悪いではなく、その弱さをまず受け止めること、そこから何をすべきか。
ワンテンでトップアウトできましたが、最後の最後、思い切れなく、惜しいチャレンジでした。
2本目 このトライは自分の力を出し切る、そんな気持ちが全面に出ていました。迷いがなく、一手一手思い切り動けており、その勢いでゴールまで。自分を信じ、チャレンジする。それには恐怖や嫌なことがたくさんやってきますが、それ以上に未知なる体験が待っています。ナイスクライミング!!!チャレンジする楽しさを実感していこう。
ソウゴ 「Letting go 11A」
1本目 初11Aにチャレンジ中のソウゴ、前回はトップアウト出来ませんでしたが、今日の1本目でトップアウトに成功。まだまだ荒削りの登りで、動いているときに体のバランスが安定していません。フラフラしながら登っており、フォームが安定しない以上、ベストパフォーマンスを発揮するには程遠い。足でバランスを取り、体の軸を安定させること、優しい課題で何度も練習してください。
2本目 1本目で力を使い切ったのか、中間部まで。安定感がない分、体力も奪われます。一度、力を出し切ると、それ以降は続かない。ファンクラスから上がってきて、環境が変わりましたが、それに合わせて、もっともっと動きの質を上げていこう。まずは体を安定させること。分からないことがあれば、コーチに相談してね。
ユウ 「ジュラ紀 11C」
1本目/2本目 核心のムーブまでは抜群の安定感ですが、どうも核心が越えられない。何度も何度もやるが、ホールドをつかめない。腕を伸ばしても、下半身が付いてきていないと、つかむことができません。もっともっと足でホールドを蹴り上げること、それには遠慮はいらない。コーチからは、どうも遠慮しているように見えます。もうすべてを投げ出し、思い切り動き出すこと。それ以上にアドバイスすることはありません。動きの安定感はあるので、あとはダイナミックに動けるように、意識的に動く練習をすること。足がホールドから離れようが、躊躇なく動くこと、練習で何度失敗しても、それが自信へとつながります。チャレンジしていこう!
ヒロタカ 「ブラフマン 11B」
1本目 前回惜しくもゴール手前までいき、惜しいトライでした。今日は完登に向けてのチャレンジです。大分、登りの安定感が増し、バランスが取れるようになりました。下部から順調に進み、中間部に到達。途中のクリップでもたつき、焦りが出て、バランスが崩れました。核心手前まで、その後トップアウト。
2本目 腕のハリがひかず、中間部まで。安定感がでてきましたが、圧倒的に登る量が少なく、持久力がついていかない。週に一度のレッスンだけの練習だと、正直進歩は難しい。忙しい時間の中で、できることを探してやろう。自宅でもできる練習はあります。できれば、登るのが一番ですが、体幹トレーニングの基礎練習は自宅でもできます。今度、教えるね。