久しぶりのブログ。
サボっていました、ごめんなさい。
先週は、コーチがTNFC2018大阪なんば予選のセットで、たいせーコーチが担当してくれました。
どうだったかな?
それぞれの課題ルート、進んだかな?
今日は前半ルート/後半ボルダーでした。
ルートは1本時間をかけてのチャレンジ。
まずはトップアウト、出来ないムーブをできるようにする。
出来ない、出来る、出来なかった、出来た。
これらの事にとらわれ過ぎると、大切なことを忘れてしまいます。
出来るようにするには何が大切か?
自分の力を出すこと、それにはあれこれ考えるのではなく、
やるしかないです。この瞬間に自分のすべてを投げ出すこと。
トモコ 「アカクモザル 12A」
下部中間部は流れ良く、動きも安定感あり、良かったです。後半パートのアンダーからの一手、ヒレホールドの処理が上手く出来ていなかったのが攻略。その後のカチ取りでフォール。すぐにムーブはでき、ラストゴール取りの練習。
最後の一手が足が深く、トモコはサイファーを選択し、何度も練習するもゴールに届かず。
サイファー以外のムーブは、乗り込みがあり、そのムーブも練習してみることをお勧め。
サイファーのムーブはリーチがあっても、動き出しがなかなか難しい。乗り込みの方がリーチをカバーできます。
カイト 「ジュラ紀 11C」
ルーフまでは順調、動きにキレがあり、リズムもバッチリ。
核心のルーフ抜けの箇所、さあどう向き合うか。動こうという意思は感じるものの、ホールドをつかむことはできませんでした。
そのムーブを前にすると、どうも弱気になってしまう。下部から作り上げた流れ、核心前で改めて「自分がやるべきこと」を思い出し、気持ちを入れ替える必要があります。
ワンテンで登れているので、ほんのあともう少し。ここからがカイトにとって最大の勝負。
ユウ 「ジュラ紀 11C」
登る前に、できることはこの瞬間に力を出し切ること、それを一歩一歩やっていこうと約束し、チャレンジスタート。動きに迷いがなく、ルーフ抜けまで到達。
核心の遠い一手、動けていたものの越えられず。その後、ムーブ練習。
何度も何度もやるも、ホールドをつかむことが出来ない。出来ないけれども、やるしかない。そのためにはまず思い切り動き出すこと、足でホールドを蹴り上げ、なるべく腕からの意識を落とすこと。足がきれても、ホールドをつかめれば、ユウであればバランスが取れます。やることは、多くありません。思い切ろう。
ソウゴ 「斜め45度 10D」
最初の動き出しは、非常に良かった。気持ちと動きがバランスよく、落ち着きもありました。
徐々に疲労があらわれると、そのバランスが崩れ、中間部まで。体で感じることに引き寄せられすぎると、気持ちも同じく崩れます。疲労を感じても、それをただ見守り、呼吸を感じる。呼吸も落ちつきがなくなってきますが、呼吸を深くする。登れる力があるのに、その力を出し切れていないのが残念。出来るのに出来ない。
自分の力を出すことに目を向け、どうルートと向き合うか。あれこれ考える必要はありません。
もうやることは限られています。さあ、自分の力を出す、それに向けて頑張ろう。
サワ 「アカクモザル 12A」
下部から動きが腕への意識が強く、正直動きのキレは良くありません。ここ最近、感じていたこと。
上半身登りで、後半パートまで到達。
アンダーからのヒレ取り、その後のカチ取りでフォール。
何回か練習し、そのムーブを越え、最後のゴール取り。乗り込みムーブで練習するも上手く距離が出ず。徐々に近くなってきているものの、もう少しリラックスして、下半身から動く意識であれば、スムーズに動けるます。
サワは保持する力が優れている一方で、その保持が動きを制限しています。大きく体を動かすためには下半身をどう使うかがポイント。上半身をリラックスさせ、下半身から動き出し、そこで生まれた力を腕で操作する。
もっともっと動けるようになる。
ヒロタカ 「NEWヒデスク入門 11A」
下部からムーブの安定感がなく、バランスが悪い。けれども、自分の力を出す、今やれることをやり、ゴール手前まで到達。腕のパンプでゴール一手前まで。ムーブの安定感、それは腕で体を支えるのではなく、足。足の置き方も当然大切。まずヒロタカは足元をみることをお勧めします。その意識で足へ体重が乗るようになります。
バランスをとれるようになれば、クリップも安定して出来るようになります。登る時間は足元への意識をつけていこう。もっとも基本的なことだけれども、この基礎が身につくことで動きの幅が広がります。
わからないことがあれば、コーチに聞いてね。
後半の時間は、ワビサビでボルダー。
特に何も言わずに、みんなでセッション。
たまにはこんな自分たちの時間も大切。これからボルダーも力をいれていく予定なので、今よりも大きく動けるようになろう。