4/27 Cクラス
ゴールデンウィーク前のレッスン、さて今日はどんなクライミングができたかな?
トモコ 「きっとかっと 11C」
1本目 前回ルーフの入口まででしたが、一発目でルーフを抜けることに成功。
その後、バランス悪い姿勢で最終1つ前のクリップをかけようとし、疲れてそこまで。
次につながる良いクライミング、初めてトップアウトできました。
2本目 1本目の反省点を活かし、クリップもスムーズ、そして完登。
久しぶりの完登かな?降りてきた時の表情もスッキリしており、納得いくクライミングができたのでしょう。
上向きになってきた流れがあり、変わろうとするトモコがその流れを作り出しています。
もっともっと動けるはず、自分の限界を自分で作らず、越えて行こう。
良い登りでした。
カイト 「烈火の炎 11C/LongLongCucumber 12A」
1本目 初めてチャレンジする課題とどう向き合うか、カイトの課題です。
未知なるルートを前に、様々な不安や恐怖がやってきても、やることは一つ。
力を出し切ること。最後まで思いが続き、完登。
ナイスクライミング。
2本目 これもまた初めてチャレンジするルート。12Aと難しい、そして長いルート。
時間がかかるかと思いましたが、3テンでトップアウト。まだ動きが小さくなるところはあるものの、一手出す気持ちが生まれてきている。その気持ちが非常に大切。
ゴールデンウィークに登ってほしい。カイトなら出来る。
ユウ 「きっとかっと 11C」
1本目 前回ゴール一手前まで、完登目指してのトライ。少し表情がかたく、プレッシャーがあるのか。
動きは悪くないものの、精神的な重さが引っかかり、前回攻略したルーフのムーブが出来ませんでした。
気持ちを切り替え、その後初めてトップアウトに成功。次のトライに期待。
ユウは自分で壁を作ってしまい、それが動きの制限に繋がっています。
2本目 見事に完登。様々な壁を少しずつ越えての完登だけに、自分が納得できる登りだったでしょう。
力を出し切る、その楽しさと満足感を忘れないでほしい。
今日起きたことは、ユウが作り出したもので、自信を持ってほしい、そしてこの流れを続けてほしい。
感動しました。
サワ 「LCC 12A/The setting sun 12B」
1本目 サワの勢いが凄い、迷いを感じさせない登りで、見事一撃。
サワから感じる自信は、一手出す、チャレンジする楽しさからきています。
コーチからアドバイスすること正直はありません。この勢いのまま、進んでほしい。
ほんとによいクライミングでした。
2本目 コーチからの難題に対して、どう向き合うか、今のサワがどこまで勝負できるか。
結果、3テンでトップアウト。ダイナミックムーブにも順応が早くなり、成長を感じました。
見た目の変化というよりも、内面的な部分での成長が今のサワです。
自分でもクライミングの楽しさを感じていることでしょう、今日のMVP。
ソウゴ 「快楽主義 10C」
1本目 リード始めたてのソウゴ、順調に登り、ゴールまで到達し、最終クリップ、、、
とその時、ロープを手繰ってそのままフォールし、初めての手繰り落ちを経験。
やってはいけないことで、もしクリップできないのであれば、すぐにロープを手から離すこと。
やってしまったことは仕方なく、今からできることを考えよう。
素早くクリップする練習や易しいルートでのクリップ練習など。
2本目 中間部を越えて、クリップしないといけない個所を飛ばし、焦りそうすることも出来ずそこまで。
登ることだけに集中しすぎで、周りの状況が全く見えていない。ゴールしか見ていないようなクライミング。
一つ一つ目の前のことをこなす、それがゴールへと繋がっていきます。
Cクラスに上がり、壁を感じているとは思いますが、越えてほしい。
またレッスン中も落ち着きがなく、ファンクラスの時と変わらず、責任感がありません。
ソウゴにコーチの思いを伝えたので、どう感じているか。
ヒロタカ「愛しのブルー 10C/ヒデスク 11A」
1本目 アップができていなかったので、1本目に10Cを登りました。
先週伝えた自分の身丈にあった足位置を意識してもらいましたが、まだまだ。
足の選択一つで動きが変わり、身長よりも小さな登り。
登れたものの、限界グレードになると厳しい。
2本目 1本目の後にボルダーで練習し感覚が少し良くなってきて、足の選択がヒロタカの身長にあった位置になってきました。本人はまだつかんでいないようですが、このまま続けてほしい。
結果として中間部までしか登れませんでしたが、ここからがスタート。
色んな悩みや不安があるかと思いますが、まずできることは一つ。
自分の力を出し切ること。
新体制のCクラスレッスンが1ヶ月経ち、ソウゴとヒロタカは正念場。
サワやユウ、トモコ、カイトは良いスタートがきれています。
レッスン中は、自分の登りに集中してほしい。意識があちこちいっている子が見られます。
最後のミーティングで伝えましたが、
待っている時間の使い方について、ボルダーで動きの練習をする、他の子のクライミングを見る、また応援するのは有効的です。
一方、ダラダラ他の子と話したり、ぶらぶら歩きまわる。そんな時間の使い方はしないでほしい。
やる時はやる、これは全力を出し切ることとも繋がっています。
心当たりある子は、一度考え直してください。