7/6 Cクラス
レッスン内容<リード2本>
1本目 時間をかけてのチャレンジ
2本目 2回チャンスのチャレンジ
カイト 「オレビ 11D」
完登間近で足踏みをしているカイト、今日はどうだったか!?
1本目 スタート前に、核心に入る前に気持ちを入れ替えることを伝え、本人もスイッチが入ったよう。
下部から中間部まで問題なく大きく動けている、さあここからが勝負。
サイファーの動きも問題なく、ゴール前の最終クリップをかけ、核心へ。
すると急に今までの動きがガラリと変わり、動きが小さくなり、核心の最初のムーブでフォール。
2本目 1本目同様、核心の最初のムーブまで。2テンで登れるのだが、それよりも上に行くことができない。
この流れがここ最近のレッスンで変わらない、変えようとしているのかもしれませんがチャレンジする勇気がまだまだ足りないようです。一度入ってしまうと、なかなか抜け出せないサイクルをどう打開するか。
現状ではどっぷりハマっています、ここから這いあがるには変わらなければいけません、いまの自分とおさらばし、生まれ変わろう。
トモコ 「メロメロメロン 12B」
自主練習で「ダンディズム12B」を完登し、新たなルートへの挑戦権GET。
1本目 下部から厳しいムーブがあり、スタート付近は上手く越え、足が悪い中、横へ動くムーブでフォール。
その後すぐ解決し、ダイナミックムーブが待ち受ける。3,4回で切り抜けました。
ルーフ中間部を越え、ルーフ抜けたところでタイムアップ。
出だしで苦戦するかと思いましたが、勢いがあり、動けていました。
2本目 ルーフ抜けまでテンションを目指し、チャレンジ。何とかテンションなしでルーフを抜けることに成功。
その後、このルート核心ピンチの箇所を練習するも越えられず。
最近、自主練習で課題ルートへの取り組みがしっかり出来ているので、このムーブも出来ると思います。
練習から限界グレードへのチャレンジで、精神的にも少し成長を感じます。
動きの意識も引き続き、上げて行こう。
ソウゴ 「10A→10B/快楽主義 10C」
前回、かなり厳しい事を言いましたが、どう応えてくれるか。
1本目 前回腕が痛いとチャレンジを断念したルートへの再チャレンジ。
10Aを登って降りて、10Bを登り降りる持久トレーニング。弱音を吐かずに、最後までやりきりました。
コーチは、多くを求めていません。自分の納得いくクライミングをしてほしい、ただそれだけです。
そのクライミングが出来れば、クライミング以外にも影響するはず。
2本目 この課題ルートを避けては通れない、正直やりたくないでしょう。
でも強くなりたい、上手くなりたい、その気持ちがあれば、避けられない。避けたとしても、すぐに壁にぶつかります。真正面から立ち向かう、出来ても出来なくても、まずチャレンジすることが大切。
中間部よりも上には行けませんでしたが、重い一歩を踏み出しました。一歩一歩でいいから、前へ前へ進んでいこう。
サワ 「チョレギサラダ 12B」
前回、トップアウト出来ませんでしたが、真っ向からチャレンジしました。
1本目 トップアウトを目指し、下部を越え、中間部も越え、テンションなしでサイファームーブまで到達。
前回からすれば、上出来。でもこれに満足してはいけない。サイファームーブで落ちてしまったが、何とかトップアウトに成功。完登が見えてきました、まだまだ越えなければいけない所があるけれども、出来なかったことがすべて出来る。
2本目 1本目で力を使い果たしたようですが、中間部まで到達。その後、サイファームーブと横に動くムーブで落ち、そこまで。持久力がもう少しついてくると、より安定感が増し、2本目でも勝負できるようになるはず。
地道な練習だけれども、動き+持久力でさらにステップアップしていこう。
来週、狙おう!!!
ユウ 「オレビ 11D」
1本目 前回、上部の角ホールド取りで、躊躇してしまいましたが、今回は一発で抜けようと自分自身に誓い、越えることに成功。まだ越えることができていないサイファームーブ。
何度も練習し、少しずつ少しずつ近づいている。ホールドを触ることが出来なかったのが触れるところまできています。踏み込みのタイミングと体の振り、力みなどクリアするところがあります。
近づいているから、自分を信じてチャレンジしようね。
2本目 1本目と同様、本人も自覚しているようにあともう少しです。チャレンジしているから、出来ないから出来るかもしれないと意識が変わります。そうなれば、あとはそれに向けてやることは一つ。来週は、サイファームーブを攻略しよう!!!
ヒロタカ 「ジャンバルジャン 11A」
1本目 前回よりも高度を上げることに成功し、最終局面まで到達。ただ最終クリップ手前のクリップが上手く出来なく、本来のクリップとは違う箇所にロープを通してしまう。足でバランスをとる意識があれば、正規のクリップにロープをかけることは出来ます。また下部も足の置き方が少し雑で、いつ踏み外すか分からない足さばきです。
クライミングは、腕に頼りがちですが、それ以外の身体でカバーしていく必要があります。
2本目 正規のクリップができず、そこまで。易しい課題を登る時、できるだけ足への意識を高めること。バランスが悪いなと感じたら、もう一度登り直す。徹底的に今の登りの意識を変えていこう。
足でホールドをつかむような感覚が生まれてくると、次のステージへ突入です。