9/6 木曜Cクラス
夏休みも終わり、もうすぐ上半期レッスンが終わります。
さて、上半期レッスンは、どうだったかな?
各々、様々な思いがあったと思います。初めてコンペに出た、表彰台に上がれた、最高グレードが更新した、思い返すとたくさんの思い出。
そして何よりも一番大切なことは楽しむこと。
レッスンでは、より純粋に楽しめるようになるために、自分の内側へと意識を向けることをやっています。
登っている最中や、そうでないときも、常に頭の中では考え事が絶え間なく起こります。
比較であったり、良い悪いの判断であったり。
それらの意識が強くなればなるほど、純粋な部分である内側は落ち着きをなくしてしまいます。
自分では気づいてないだけで、奥深くの内側はリラックスしています。
それを気づくには意識を内へと向けなければいけません。
無意識で取り組んでも、それはただ何かを忘れているだけ。しっかりとその時その時に起こる事を向き合う。
レッスン初めは3分間、目を閉じて、そのときの自分の呼吸を見守ります。どんな考え事が起きようが否定せず、暖かく見守る、意識が考え事に引き寄せられそうになっても、呼吸を見守り続ける。
意識が内へと向かえば向かうほど、考え事は落ち着いてきます。緊張や不安が落ち着き、さらには身体もリラックスし、自分の想像以上に動けます。
何も理解しようとしなくても、大丈夫。ただその瞬間、あるがままを感じること。
さて今日は、ナガモノを別の10Dへ変更し、いつも通り3セット。
その後、ルート2本。
カイラ 「マトリックス 11D」
1本目 足が何度もホールドから離れてしまい、中間部まで。その後、ルーフを抜ける所まで到達。
2本目 下半身への意識を持ち、バランスが良くなりました。高度も上がり、残すは核心のラスト。
ショウゴ 「愛情一本 11A」
1本目 順調に高度を上げ、ルーフ入り口まで。粘りのある登りでした。
2本目 1本目と同じ高度でしたが、安定感のある登り。ルーフの入り口からは、思い切りが問われ、どう大ううしていくかがポイント。
サワ 「フェスーマン 12B」
1本目 レッスンでは初めてトップアウト。ラストは何度か練習し、ポイントをおさえました。
2本目 見事完登!!!素晴らしい登りでした。あきらめずに粘り強く登れていました。
ユウ「お祭り―マン 12A」
1本目 核心のルーツ中間部アンダー取りまで。下半身でバランスをとるポイントを再確認。その後、トップアウト。
2本目 見事完登!!!ナイスクライミングでした。核心で落ちそうにはなりましたが、気持ちが前へ向かっており、落ちずにゴールまで到達。
イクミ「グリーン 10D」
1本目 ルーフで足が切れてしまい、リズムが乱れてしまい、そこまで。その後は、ルーフ抜けたところまで。リズムが崩れても、それに引き付けられないよう、変わらず呼吸や意識を内側へ向けるよう。
2本目 ルーフをリズム良く抜け、上部のトラバースまで。完登までもう少しだった。来週に期待。
ヒロタカ「生ハムオレンジ 11A」
1本目 下部から中間部まで安定しているものの、重心が高く、足でバランスをとる意識を再確認しよう。上部のムーブはまさにそのポイントが大切。
2本目 持久力が尽きてしまい、中間部まで。もう少しヒールフックなど足技が使えるようになれば、力を温存することができます。あともう少しのところまできているので、その瞬間できることをやろう。