2/1 Cクラス
カイラ 「霊長類12A/豪華絢爛11D」
1本目 第一核心をこえ、ルーフまで順調に到達しましたが、ルーフを抜けられず。その後、トップアウト目指すも出来ず。登りを見ていて、固さがあるようにかんじました。動きというよりも内面的な部分の緊張がそうさせているのかもしれません。出来ない、登りたい、様々な考え事がプレッシャーとして、カイラに乗っかかってきているのかな。今一度、大切なことを思い出そう。
2本目 1本目のルート同様、思い切り動けていませんでした。中間部から先に進むことができず。どこまで登れたかではなく、自分の力を出し切れたか。出来る出来ないではなく、瞬間瞬間でやることをやる。それだけで十分。無理する必要はありませんが、少しずつ自分が作り上げた壁と向き合い、越えていこう。
ソウゴ 「ブラフマン11B/ジュラ紀11C」
1本目 下部からゴールまで呼吸と足元への意識が繋がっていました。非常に落ち着きのある登りで、完登。すばらしいクライミングでした。何も言うことありません。
2本目 初チャレンジ11C。各駅ではありますが、ルーフ入口手前まで到達。ソウゴの中で、リードに対する熱が湧き上がってきているように感じます。今この瞬間、自分の力を出し切る。その積み重ねがやがて大きなパワーへと生まれ変わります。このルートでもやれることをやろうね。
ヒロタカ 「ジュラ紀11C」
1本目 ルーフ抜けまで。かなり粘りのある登りで、重心のバランスが良くなってきました。身体の成長で、動きが付いてきてない時期から徐々に対応できるようになっています。焦らず、自分のできることをやろうね。
2本目 1本目で出し切り、ルーフまでいけませんでした。いつも全力投球のヒロタカらしさが出ています。持久力はやればやるほど付きます。空いた時間をナガモノしたり、有効的に取り組んでいるので、自ずと持久力もついてくることでしょう。あともう少しのところまできているので、今一度足への意識や呼吸を忘れないように。
サワ 「ぬらりひょん12C」
1本目 初めてトップアウトに成功。ゴール付近でフットホールドを一つ足しましたが、それ以上に動きの質が良くなり、思い切れています。上半身をリラックスさせ、タメをつくる動き、足でホールドを蹴り上げる、これらの意識がサワの動きの原動力になっています。レッスン以外でも、意識的に取り組んでね。
2本目 良い動きができています。だからこそ、あまりこちらから言うことがありません。一つ上半身をリラックスさせるためにも、呼吸を通して落ち着きを維持させること。来週の月曜に取り外されてしまうけれど、次なる課題でも、どんどん動いていこう。
ユウ 「豪華絢爛11D」
1本目 出来ていたムーブが出来なくなり、それより先に進めず。思い切ろうとしても、なかなか手が出ない。そう出来ないのはなぜなのか。出来ないことは何も悪いことではなく、ただ出来ないというだけ。それに対して自分を非難したり、他者と比較しないこと。一度、自分と向き合ってみてください。
2本目 手を出すことができました。以前が出来ていたとかは気にせず、今日この瞬間感じたことを大切に。一手出そうにも出せなかった一手が出た、次はさらに思い切ろう。出来ない自分を責める必要はありません。それよりも出来るようにどうするかを考える自分に目を向けていく事。
カホ 「ジュラ紀11C」
1本目 流れ良く中間部まで行けていました。ルーフを抜けるところまで。その後、トップアウト。動きが以前よりも安定感が出てきており、より完登に近づいてきています。特に、下部のムーブをしているときに、そう感じました。
2本目 トップアウト出来ませんでしたが、良い流れが生まれてきています。ずっとチャレンジしていて、なかなか思うように登れない時期があったけれど、そこでの時間がこうして良い流れへと変化しています。その瞬間瞬間で自分の力を出す、この積み重ねしかありません。